溶接機材・産業機器 総合カタログ NO.210
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金属加工機荷役搬送機電動・エアー工具油圧・空圧機器磁気工具研削・切削工具作業工具環境機器カプラ選定時の確認事項油圧・空圧機器●迅速流体継手日東工器(株)水、油、ガス、空気−あらゆる流体配管の接続・切り離しをあっという間にやってのける独創的な〈ワンタッチ式迅速流体継手〉それが日東工器のカプラです。従来のネジ式継手やフランジなどにみられた着脱の不便さを一挙に解消するとともに、流体の漏れやホースのねじれを完全に追放、流体配管の管理保全にスピードと革新を約束します。■ シール材質主にカプラのシール部となる0リング等の材料を示します。標準材質はニトリルゴムです。● Oリングに用いられるゴムの特性■ 使用温度範囲カプラに使用しているシール材質の最低使用温度と最高使用温度を示します。ただし、最低使用温度および最高使用温度での連続使用はできませんので、その際は別途御相談ください。シ ー ル 材 質一 般 名 称ニトリルゴムふっ素ゴムエチレンプロピレンゴム(注) 同材質のゴムでも、カプラの特性により使用温度範囲は異なります。詳細はカプラの各仕様を参照してください。各表示記号は、ふっ素ゴムの場合を例にするとFKMまたはX-100になります。※カタログに掲載している製品・価格・仕様等については2023年の内容になります。改良のため予告なく変更する場合がありますので予めご了承下さい。表 記 記 号NBR(SG)−20℃〜+80℃FKM(X-100)−20℃〜+180℃EPDM(EPT)−40℃〜150℃流体の種類・温度に適合した本体材質とシール材質のカプラを選定してください。流体により適合する本体材質・シール材質は異なります。例えば、ハイカプラでは空気は鋼鉄製、水は真鍮製もしくはステンレス製をお勧めします。流体の圧力に適合した耐圧性能のカプラを選定してください。流体の圧力もカプラ選定のキーとなります。油圧用カプラでは5.0MPa{51kgf/cm2}〜68.6MPa{700kgf/cm2}の間でシリーズ化、耐圧特性に応じてカプラの構造も異なっています。配管用途に適合したバルブ構造のカプラを選定してください。バルブ構造には両路開閉型・片路開閉型そして両路開放型があります。分離時に両路開閉型以外は配管内の流体が流出しますので、ご注意ください。使用する環境に適合した構造と材質のカプラを選定してください。使用環境や温度条件や塵・埃の状態、また、腐食しやすいなどの使用環境を考慮してカプラの種類・本体材質・シール材質を選定してください。最後に取り付け形状、サイズをご指定の上、ご注文願います。カプラのタイプや材質が確定しましたら、配管部の特性に応じた取り付け形状・サイズをご指定ください。サイズは流体の流量と関連がありますのでご注意ください。一般温度範囲(注)標準材質で、優れた耐油性と耐摩耗性を持っています。また、高二トリルは特に耐油性に優れ低ニトリルは耐低温性に優れています。ただし低二トリルは耐油性に劣ります。耐熱性に優れ、しかも耐油性・耐薬品性を有しており、広範囲に使用できます。耐蒸気性・耐温水性に優れ、しかも耐候性・耐オゾン性にも優れています。特     性(注)型式によって取り付け形状とサイズは限定されますホースニップルめねじおねじナット迅速流体継手「カプラ」流体の種類・温度流体の圧力自動開閉バルブの構造カプラの使用環境取り付けの形状・サイズ803

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