溶接機材・産業機器 web版総合カタログ
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周期全時間通電時間通電時間通電休止時間休止休止全時間使用率=×100(%)通電時間通電時間と休止時間を含めた全時間に対する通電時間の割合を百分率で表したものです。この場合、1回の通電と休止に要する時間を周期とよび、アーク溶接機では一般に10分間としています。したがって、使用率がかりに60%の溶接電源とは、10分間のうち6分間は定格電流で使用でき、残りの4分間は休止する必要があることを意味しています。1 アーク溶接機の使用率2 抵抗溶接機の使用率(1)使用率とは×100 (%)全通電時間 tw全時間 T(1)使用率の算出法使用率とは全時間(T)に対する通電時間(tw)の比率で、次の式で与えられます。全時間T通電tatbtctdte全通電時間tw=ta+tb+tc+td+te銘板に表示されている使用率の値は、その溶接機の定格電流で使用した場合のものです。実作業では、いつもこの定格電流で作業するわけではなく、定格電流値未満で作業する方がむしろ多いです。このときには定格使用率を越えて使用することも可能であり、この場合の使用率を許容使用率とよんでいます。実際に使用する電流での許容使用率を計算するには次の式が適用できます。(2)許容使用率とは許容使用率=  (%)×60≒94%となります。50024002例えば定格電流350A、定格使用率50%の溶接機を実作業で90%の使用率にて用いる場合には、溶接電流を何A以下にする必要があるかを調べると、図中のA点となり、出力電流(%)は約75%となります。したがって、350(A)×  ≒263Aとなり、263A以下で使用すれば、使用率90%で用いてもよいことになります。●許容使用率の早見図出力電流%(対定格電流比)許容使用率(%)80%使用率機60%使用率機50%使用率機40%使用率機30%使用率機20%使用率機1009080706050402030405060708090100●簡易的実作業使用率の計算式1時間当りの溶接点数×1点当りの通電時間(サイクル) 60×60×周波数(50又は60Hz)×100(%)1時間のサイクル1000×1260×60×60×100=5.5%約6% となります。(2)許容使用率の算出法定格電流以下で使用する場合の増加できる使用率で、次の式で求められます。例えば定格最大溶接電流 12000A、定格使用率10%の溶接機を10000Aで使用すれば、許容使用率=10×=14.4%となり使用率は14.4%まで増加して使用できます。12000A10000A■ 溶接電源の正しい使い方・選び方 注)アーク溶接機の場合、通電、休止時間の周期が一般的に10分ときめられていますが、抵抗溶接機では定格最  大溶接電流を断続する場合の周期は60秒と規定されております。抵抗溶接機通則C9305(1987年)許容使用率=×定格使用率定格電流使用電流2(  )許 容使用率=定格使用率× (銘板値)最大溶接電流(銘板値) 溶接電流(測定値)2(       )( )例えば定格電流500A、定格使用率60%の溶接機を400Aで使用するときの使用率はA75100例えば、1時間当りの溶接点数1000点、1点当りの通電時間12サイクル、電源周波数60Hzとすれば、~~~~~~~~~~~~~~2~~~~~~~~~975資料㉗

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